のれん

GR-Dモノクロモードにノイズを加えてみました。
銀塩派からするとどうしてもなじめないデジの特長に階調性の不足感と高性能であればあるほど「のっぺり感」があることとでしょうか・・・デジのカラーでは色の飽和とかフィルムでは経験が出来ない問題もあります。
銀塩は、画像を粒子の集まりで造りだします。故に粗粒子感が写真の重要なファクターに対し、デジの「ノイズ=粗粒子感」は、単なる雑信号でしかない。自分もデジの造り出すカラーノイズに違和感がある。しかしノイズがなければすべて良いかというとそうでもない。
「のっぺり感」は、すっきりきれいだけど「不自然さ」も感じる。
単に銀塩ノスタルジーかもしれませんがモノクロ表現では意図的に「ノイズ」をかけてみることもあります。でも問題はハイライト部分にもノイズがかかってしまい不意自然な「粒状感」になってしまいます。
そこでノイズレイヤーを作成しをPSの「レイヤースタイル」で「グレー」をブレンドしてみたりノイズレイヤーを「オーバーレイ80%程度」かけてみたり手探りしている。自分にとってこの時使う「photo shop」は「暗室」そのものだ・・・
(RICOH GR-DIGTAL モノクロモード、軟調、シャープネス標準、露出補正-0.7PSCS2リタッチ+ノイズ)のれん_a0049142_1121997.jpg

by toshi5702 | 2005-12-14 11:02 | GR Lens