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滲景

デジ一眼などを持っていると獲物を狙うライフルのようにシャッターを切りたくなるものです・・
その点コンデジとかレンジファインダーカメラはもう少し「ファジー」な視点でシャッターが切れます。
世間では「仕分け人」がバッサバッサと「無駄」を切り分けている・・
「無駄」なものはといえば現代ではいえば「雑味」とされる。
デジタルで言えば「ノイズ」とか「収差」であろうか・・
「必要」「不必要」の基準はどこで?だれが?作っているのか?
少なくても「無駄」と切り捨てする行動には「希望」な無い・・
「希望」を探す・・整理であって欲しいものだ・・
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by toshi5702 | 2009-11-22 08:31 | FOMAPAN100

見義不為無勇也  

「こども論語」なるものがブームだとTV情報番組の紹介にありました。
自分も論語は「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」ぐらいしか浮かばない不勉強です・・

温古而知新   ふるきを あたためて あたらしきを しる
学而不思則罔   まなんで おもわざれば すなわち くらし
思而不学則殆   おもうて まなばざれば すなわち あやうし
見義不為   ぎをみて せざるは
無勇也    ゆうなきなり

いま、なにゆえに「論語」なにのか?
たしかに社会全体が孔子哲学(道徳?)にハマれば現代の病も解決に結びつくだろうか・・
しかし、対象が「こども」というが本当に学ばければいけないのは情報に溺れている大人たちでしょう・・・
「躬自ら厚くして、人を責むるに薄ければ、すなわち怨みに遠ざかる」
ですよ・・・
こどもに論語を強いるより・・
「恥を知れ」「罰(バチ)が当たるぞ!」「お天道様に申し訳ない」「おかげさまで」のことばを死語と思わず・・大人は、今一度、肝に銘じるべし・・
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By Leica M2

by toshi5702 | 2009-11-20 00:02 | FOMAPAN100

Crane

50歳をすぎると人は死生観を考えるようになる・・
(あっちっこっち痛んでくることもあるだろう・・)
何かの本で知ったように思えるが「人」は本来もっている平均的なDNAは50年という生命の長さしかないという・・
あとの「長生き」は健康管理だったり、精神管理だったり、科学の力だったり、医学の力で伸ばされているのだ・・という
もっとも「長生きにプログラムされたDNAの持ち主で120歳限界説」というのものもあるという・・・
明治生まれの親戚のおじさんは、95歳まで元気でした。つれあいのおばさんも現在93歳で元気です・・そのお子様もボクよりずーっと年上で確か後期高齢者の年代かと思います・・(長生きにプログラムされたDNA?)
戦国時代の平均寿命は30代とも聞いたことがあります・・50歳は長生きなんだ・・

”人間五十年、化天(下天)の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を受け滅せぬ者の有るべきか。”

「下天」とは、人間界ではなく(仏教世界の)天上界の中で一番下の天としてそこにいる四天王(寿命500年)の一昼夜が五十年、
「人間には長く思える五十年も天上界の年月から見れば ほんの一昼夜、夢幻のごとく瞬く間のことだ」(ネット調べによる)
だという仏教の宇宙感を含んだ舞唄・・・
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By Leica M2

by toshi5702 | 2009-11-19 00:01 | FOMAPAN100

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By Leica M2
天神ずし 清次郎ずし かせがずし 出雲寺ずし 扇ずし 後藤ずし 久斎ずし 宗中ずし 鹿子屋ずし 竹屋ずし 芝ずし
という並んだ文字を見て、「寿司屋」の屋号と思った・・
「ずし」は「辻子」という漢字が書いてあった。
恥ずかしながら「辻子」という「言葉」を初めて聞いた・・・
後で調べた結果「逗子」とかもこの「辻子」が転じたものと、あった・・
京都や大阪方面の方々には聞き慣れた言葉でしょうね・・「辻子」とは大路を結ぶ小道の意味でまさに「小径」で自分の思うところの「Passage」そのものではないか・・
考えれば「辻」(小道)という言葉は理解していた・・
京都の「辻子」という小径の並びには「町家」世界が並んでいる・・「Passage」ワールドそのものですね・・

by toshi5702 | 2009-11-17 07:08 | FOMAPAN100

Kioku

webの記事でおもしろいものを見つけた・・中学生のクラカメマニア・・というもので昼間中古カメラ屋さんに出入りする姿があるという・・
そういえば、自分も初めて暗室作業や本格的な写真に興味を持ったのは中学生のときでした・・
中学生になると善くも悪くも、いろいろなこと学んだんだな・・って思い出しました・・
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By Leica M2

by toshi5702 | 2009-11-16 07:03 | FOMAPAN100

アーケード

「パサージュPassage」とは、19世紀初頭のパリに建てられた、高級店、流行品店が屋根付きの通路をはさんで軒を連ねるという形式の建築であり、アーケード式商店街。
そして「パサージュ」とは「通過」することの意味もある。
ヴァルター・ベンヤミンは『パサージュ論』の中で
「通過」とは、茶碗でいうならロクロで成型をして窯に入れ、これを引きずり出すことである。読書でいうなら書物を店頭から持ち出してページを開くことである。むろんそれらの行為にはあらゆる意図がからみあう。けれども、その行為はいずれは終わる。終わってどうなるかといえば、それはどこかに配列されて布置される。それが都市というもので、社会というものなのである。と述べている・・・
さらに「写真」は近代社会がつくりだした最も劇的な配列と布置を記録する方法。といい
ベンヤミンはこの「写真」または写真術に対して、「写真」はシャッターを切った瞬間においては「それはまだ複製ではない」と見抜いた。
写真家が「写真」を撮ったときは何がおこるのか?「パサージュがおこったのだ。」と言い切る・・
「写真」はベンヤミンがいうところの「パサージュ」そのものなのだ。その写真を見た側には何がおこったのか?。見た側にも「パサージュ」がおこるのだ。ともいう・・
では、これらの行為のなかでどこからが「原景複製」なのか。
「パサージュ」の存在を意識しないという行為そのものが、写真を瞬時に「複製」にしまうのだ・・・ともいう・・
自分が理解するに・・「写真」は「複製」が主目的ではなく「パサージュ」が目的なんだ・・と
しかし、20世紀においてこの「論理」は通用しても、21世紀のデジタル文明においては瞬時の処理される画像解析の素早さには「通過」は「なにがおこったのか?」と考えるヒマも無くなってしまった・・せめて自身の行動の中に「パサージュ」を埋め込むことにした・・

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By leica M2

by toshi5702 | 2009-11-15 00:01 | FOMAPAN100

SILVER SALT

FOMAPANを使いました・・なんてといってもチェコ製です。
自家現像するのに現像液は何が良いか?XtolとかD-76で迷よいましたが・結局、いつも使うT-MAX現像液で試しました。
1:9の希釈で、使い捨てです。液温23°で15分・・撹拌はいつも適当・・っていうのはウソで、シャドーをつぶさないように現像にしてみました。
シルバーソルトとかゼラチンシルバープリントというぐらいですから、本来は「紙焼き」といきたいところですが、現在、暗室がないのでそこはダークバックとフィルムスキャナーに頼りました。(フィルムスキャンとデジタルワークはけっこう気を使います。)
もっとも学生時代とかアシスタント時代には嫌というほど暗室にこもっていて三日間暗室に入りっぱなしということも度々だったのに、社会人になって撮影に時間をおわれ、暗室作業は「専門業者」へということが、当たり前になったものです。(職業人は分業?)
むしろこの辺は、ハイアマチュアさんのほうが拘りはあるかも・・
ともあれ、現在、最終的な仕上げにはPhotoShopを使い、温黒調ペーパーをイメージ調整してみた。
やはりゼラチンシルバーはいいな(正確にはゼラチンシルバー&デジタルってか?)・・階調が優しい・・
しかし、それにしても酢酸と定着液の匂いは消えないな・・・
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By Leica M2

by toshi5702 | 2009-11-14 00:01 | FOMAPAN100