You good for nothing!

独り言・・
あたりまえがあたりまえじゃなくなっている時代だからこそ(自分を)見直すことが必要・・
飽食時代といわれる今、あらためて「食」を考えると「きれい」で「新鮮」で「安全」が第一という。
完全なまでの、「鮮度信仰」は当然のように「盛者必衰」とともに「無駄」を生む・・
自給率が低い、生産コスト高だ、バターは足りない、小麦粉高騰,大豆も高騰、と嘆く反対側では賞味期限が過ぎたものが法の元でバンバン「破棄」される・・ECOじゃないな〜・・・(フランス料理では牛肉は腐りかけがうまい・・といわれるが・・試した経験は無い・・納豆見たいな感覚か?)
自分は期限の過ぎた「赤福」でも、もったいないから好んで食べた・・(まずくはなかった・・はらもこわさなかった・・)ECOである・・・なんだか「摂理」が矛盾していないかな〜・・?
ちなみに我が家の冷蔵庫の中の「賞味期限の判断機器」は「かみさんの鼻」である・・「まだ大丈夫!」が合い言葉・・
萎れた葉野菜は50℃の温水に数分つけろ!とも言われる・・
「ブランド信仰」から犯罪も起こる・・犯罪者がわるい・・あたりまえだ・・あたりまえじゃないのは?と
捜すことはタブーなのか?いいかい!既製のコロッケや餃子は何が入っているかわかんないんという思念はあたりまえじゃない?むかしうちのおばあちゃんがいってたもん「あたしゃひき肉は買わないよ、売れ残った肉を挽いているからね」ってね・・
いまじゃそんなことは絶対ない・・とは思っても、なんだかおばあちゃんが正しいような・・
(安全高級和牛よりニューヨークで食べた<危険部位>Tボーンの方が美味しく感じる・・)
高校生の時、写真展で見たE.ウエストンの「ピーマン」はひねくれていて自然が作った造形美を感じたものです。そして自分がテーブルフォトに興味を持ったのもその頃・・・
今じゃ、きゅうりはいつのまにかまっすぐになり・・ピーマンもひねくれものはいなくなってしまった・・
また、「虫も食わない」野菜が好まれる時代・・(もとい 虫が食っていない)
虫も食うから「うまいんだ」って・・(たぶん・・ちがうって、いわれるな)
良いモノが好まれて、出来の悪いモノが嫌われる、そんな図式はいつの時代からなんだろう・・
もっとも身近では「出来の悪い子ほどかわいい」・・という図式はあふれているんだけどな〜・・
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ピーマンと言えば、我が家の考古学者は、年に数度、冷蔵庫の野菜室のジャングルの様な最奥端から歴史物を発見する。ときには化石でありミイラもある・・そんな発見物に、かみさんは愛着があるのか「しょうが爺さん」「ピーマンばばあ」と妖怪のような名前をつけて可愛がっている・・わたしは若いピチピチしたトマトや白い肌の蕪ちゃんが好きなのに・・
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by toshi5702 | 2008-06-27 06:20 | AF MICRO NIKKOR 60mm